第1章【24】なぜ、予備校の授業が必要不可欠なのか?

なぜ、予備校の授業が必要不可欠なのか?

 

自分で勉強をすすめていき、わからない箇所だけ、質問すればいいのでは?

そういわれても、自分がわからないところを受験に必要な全教科、サクサクと教えてくれるような家庭教師を探し出すのは、かなり高額の費用を払っても至難の業です。

高校入試レベルであれば、大学生アルバイト講師であっても、学習塾の講師であっても、「指導マニュアル」に沿って授業を行えば、教え方の上手、下手があったとしても、それなりの授業をすることは可能でした。個別指導塾や家庭教師の場合は、自分で勉強を進めていき、わからない箇所だけ、質問すれば答えてくれる先生を比較的簡単に探すことは出来ました。

しかしながら、大学入試レベルでは、地元で、各教科について、大学受験に精通した先生を探すのは非常に困難です。個別指導や家庭教師であってもこういった先生は限られ、教科によっては対応できる講師が存在しない場合も珍しくありません。

しかも、そんな中で、さらに教え方もうまかったり、参考書など書籍を執筆している先生だったり、予備校の映像授業を担当している先生が、個別指導を行っていることは、ほぼないと考えてよいでしょう。そういった先生が学習塾で直接指導することは、「指導研究のため」等の特別な事情がある場合だけでしょう。

そうすると、結局、大学入試で合格点を取るために、もっとも効果的な勉強法は、大学受験の基礎(といっても、簡単なわけではない)をしっかりと体系的に教えてくれる予備校の授業を受講し、それを丁寧に復習していくことになります。

ベースができてしまえば、市販の問題集や参考書でわからない箇所があったとしても、それほど多く生じないでしょう。また、高校の先生に質問するにしても、的確に具体的に質問できるようになり、そういったより具体化された質問であれば、高校の先生もピンポイントで教えてくれることでしょう。

 

大学受験勉強でもっとも難しいのは、「大学受験の基礎を深く理解すること」です。

これさえできてしまえば、参考書や問題集を用いて自分で勉強をある程度進めることができるようになりますが、「大学受験の基礎を深く理解すること」こそ、実は、多くの受験生が突破できない第一の壁なのです。

 

学校の定期テストで出題されるような問題を丸暗記し、いくら得点できても、大学入試センター試験の比較的難易度が高い問題や国公立大二次試験や、難関私立大学の入試問題には太刀打ちできないのです。

「ゼロから大学受験の基礎を深く理解させること」が得意な予備校の先生から、体系的に、

しっかりと学ぶことが現実的な選択です。

「大学受験の基礎を深く理解している受験生」に、さらに難しい問題が解けるように指導していくのであれば、あなたの高校の先生にも複数存在するはずだし、予備校にはそういった講師は多く存在します。

しかし、「ゼロから大学受験の基礎を深く理解させること」は、一部の予備校講師や先生だけに可能ともいえる特殊な才能なのです。

 

予備校でなくても、関東でトップの中高一貫校や、関西でトップの中高一貫校では、「大学受験の基礎を深く理解させること」が可能な先生が多くいるのです。そういった学校では、難しい問題がたくさん載ったプリントを大量にやらせるわけでなく、「大学受験の基礎を深く理解させること」を非常に重視した授業を行っています。「大学受験の基礎さえ深く理解すればあとは、参考書などを活用して自分で勉強を進められるよね?」という発想なのでしょう。

だから有名大学合格者が毎年多くいるのです。

 

しかしながら、このような考え方を学校全体の指導方針にしている高校は極めて少なく、全国の多くの難関大学を目指す受験生は、「大学受験の基礎を深く理解すること」を予備校で身につけている場合が多いのです。

 

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