第1章【18】一般入試で求められるのは結果だけ

一般入試で求められるのは結果だけ

 

大学を一般入試で受験するのであれば、受験科目には何の科目があるのか?

たとえば、東京大学を受験する場合も、大学入試センター試験の得点と、個別試験(二次試験)の点数の合計だけで決まります。「結果」だけで判断されるのです。

ちなみに、東京大学の場合、大学院の試験を受ける際も「大学での成績」は全く関係ない場合がほとんどで、「大学院入試」の点数でほぼ決まる場合が多いのです。

難関大学を目指せば目指すほど、プロセスよりも「結果」を求められます。大学入学後も同様です。

「どれだけ自分が頑張ってきたか」は、高校の先生が作成した内申書ではなく、受ける大学の先生たちが作成した入試問題の点数だけで判断されます。

大学受験・一般入試では、高校の先生のあなたに対する評価は無視されるのです。

 

「高校の先生のあなたに対する評価」を優先させた入学方法には、「指定校推薦による受験」があり、さらに「あなた自身がいかに頑張ってきたか、あるいは、頑張れるか」を優先させた入学試験方法には、「AOによる自己推薦方式」が存在します。

 

ただ、一般入試では、大学入学試験の得点だけで判断されます。難関大学になればなるほど、推薦入試よりも、一般入試の募集比率が高くなります。それだけ「結果」を出せる人が求められているのです。

「こんなにも自分が頑張っている」などのプロセスや言い訳は、全く聞いてもらえません。

合格か不合格かの判断は「入学試験本番の結果」だけ。

見方を変えれば、一般入試の多くは「平等」なものです。

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